タンパク質不足で太る？太りやすくなる原因と食べ物での対処法

ダイエットをしていると、カロリーを抑えることに気を取られがちですが、それだけでは効果的なダイエットにはなりません。

実は、たんぱく質が不足すると太りやすくなるということをご存知でしょうか？

たんぱく質は筋肉や美容に欠かせない栄養素ですが、不足すると太りやすくなるだけでなく、健康にも悪影響があります。

この記事では、たんぱく質が不足するとどうなるのか、太りやすくなる原因と対策、そして太らないだけでなく健康的な体を作る方法についてご紹介します。

たんぱく質が不足すると太る以外にも不調の原因になる

たんぱく質が不足すると、筋肉の材料が減ることになるので筋肉量が減ってしまい、結果的には基礎代謝が下がります。

基礎代謝が下がると言うことは太りやすくなるだけでなく、疲れやすくなったり、免疫力が低下したりする原因にもなります。

たんぱく質は体の約2割を占めており、髪や爪、コラーゲンなどもたんぱく質でできています。

たんぱく質が不足すると、髪や爪が弱くなったり、肌のハリや弾力が失われたりします。

たんぱく質が不足すると太りやすくなるのは、2つの要因があります。

この2つの中で、基礎代謝が下がることが大きな原因です。

基礎代謝とは、安静時に消費されるエネルギーのことで、筋肉量に比例します。

筋肉量が減ると基礎代謝も減ります。

つまり、同じカロリーを摂っても消費されずに脂肪として蓄積されやすくなります。

また、たんぱく質は満腹感を得やすい栄養素です。

たんぱく質が不足すると空腹感が強くなり、食べ過ぎてしまう可能性もあります。

太りやすい体質になるのを防ぐためには、たんぱく質をしっかり摂ることが大切です。

太らないようにするにはどのようにしてたんぱく質不足を回避すれば良いのでしょうか？

たんぱく質の摂取量は、体重1キロあたり1ｇが目安ですが、運動量や体重に応じてプラス10ｇほど増やすと良いでしょう。

肉や魚、卵や乳製品、大豆などの食品にもたんぱく質が豊富に含まれています。

例えば、鶏ささみやパルメザンチーズはたんぱく質が多いので、サラダに入れると簡単に摂れます。

しかし食事に気を配れない時や面倒な時はプロテインやサプリメントも便利です。

また、たんぱく質を摂るだけでなく、筋トレや有酸素運動も行うことで、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることができます。

筋トレは大きな筋肉を使うスクワットやプランクなどが効果的。

有酸素運動はウォーキングやジョギングなどがおすすめです。

運動後はたんぱく質を摂ることで、筋肉の回復や成長を促進することができます。

たんぱく質はダイエットの味方です。

太らないだけでなく健康的な体を作るために、たんぱく質をしっかり摂って、適度な運動をしましょう。